髭・おじ好きのミーハー備忘録

おじさんと髭と、父子ものが好きなOLの広くとっても浅い備忘録

一番最初に好きになったおじさん

物心がついた時からおじさんが好きな人生であったが、確か一番最初に「おじさん」として明確に「好き」と感じたキャラが一人いた。

ちびまる子ちゃんのさくらひろしだった。
せっかくなのでファンアートを描いておこう。(※同人女のやることなので美化ジャンル的な描き方になっている。ご容赦願いたい。)
ひろしのファンアートです

小学何年生だったかすっかり忘れてしまったが、ビジュアル全体と、酒を飲み煙草を嗜み、いい加減そうな発言の数々に妙に心が「ギュン」としたのを覚えている。何人かの少年少女たちの中にもおそらく同じように何かしら心にギュンとくるものがあった人がいただろう。
誰にも特に言う機会もなく大人になってしまったが、自分のおじさん好きはどこから?を話すのであればおそらくさくらひろしになるのではないだろうか…。
とにかく、まず見た目だけで、黒髪で飾り気のない雰囲気に惹かれざるを得ない。やる気のなさげな下がり眉でへらへらとした薄ら笑いもポイントが高い…。素晴らしい…。

随分昔の記憶だったので記事に残しておくにあたって、原作について念の為確認したら、2021年あたりにしれっと集英社オンラインに特集(?)記事があがっていた。のでリンクを貼っておく。

当時アニメを見ていた時はもっとだらしなくてどうしようもない父親感を感じていたが原作のピックアップされた4コマたちは少し印象が変わるようなものが多い。

shueisha.online

4コマを読んでいくとわかるが、当時の自分、見る目がありすぎて天才だなと褒め称えたい。まず一人称からだが「オレ」である。

イイ。

一人称だけでなく全体的な口調も、「お父さん」というより一人自由気ままに生きてきた*1ゆるい男が、そのままなんも変わらず年をとったような雑な言葉遣いで、たいへん趣がある。

……イイ。

「毎年ふつうの男、それがオレさ」「誰か教えてくれねェかなオレのこと…」……読めば読むほど味が出てくる、この男…。(好きすぎて打ち震えながら)
なんなら会社の人と飲むときは割と聞き専のようなムーブをしている。

よすぎんか???

過去の自分、よくやった。根本から性癖が全く変わっていない。安心しました。
何が「イイ」かなどを書くのが本当は必要なのだろうが、ただの自分用の備忘録としての運用をするつもりなので今回はここまで。

ヒロシの魅力については、ちびまる子ちゃんのファンの方が愛のあるブログ記事を書かれていたので、こちらもぜひ読んでもらいたい。

ameblo.jp

*1:※ちなみにヒロシの過去の話があるらしいのだが、原作で触れられているのかアニメの脚本なのかわからない。わりとさわやかな感じの雰囲気だったようだ。詳しい人いたら教えて下さい。